扉が開いた? 台湾DAZN、カープの試合を配信

台湾のDAZNは、広島カープの主催試合を配信すると発表しました。


NPBの試合はパ・リーグの6球団と巨人・横浜に次ぐ9球団めとなるのですが、日本では唯一DAZNと契約していない広島がここで出てくるというのは驚きました。


【追記】中日・ヤクルトも配信予定とのことで、阪神を除く11球団が揃う見込みです。

広島には台湾出身の広報・陳浚錡(チェン・チュンチー)さんがいらっしゃり、「陳ブログ」というブログも更新されています。台湾でファンを獲得するには、当然試合の配信が必要なわけですが、その手があったんですね。

https://www.carp.co.jp/chen-blog

話をさかのぼると、そもそもDAZNが日本でサービスを開始した2016年夏、配信していたのは横浜と広島の2球団だったのです。広島とは3年契約を結んでいたそうですが、更新されず現在に至ります。


当時は広島県内からのアクセスをはじくようになっていました。契約の更新にあたって、DAZNはこの制限の解除を望んでいたという記事があるのですが、もしそうだとしても、交渉決裂の要因になるほど強く希望していたとは正直考えにくいところ。別の理由があるんじゃないか、というのが個人的な推測です。


ちなみに、この制限はJ SPORTSオンデマンドなど他のネット配信でも適用されていましたが、2022年に撤廃されています。ひかりTVなどではまだ残っているそうです。

いちばん分かりやすいのは待遇であり、年間20~25億円とも言われる巨人との契約がネックになっているのでは?という説も。もし、将来的にDAZNが12球団をコンプリートする未来があったとしても、巨人よりも低い待遇に甘んじる理由がありません。


巨人とDAZNの契約は2034年まで続く予定であり、その間は放映権の一括管理に進むことはないでしょう。ただ、今回の件で広島が扉を閉ざしているわけではないことも分かりました。

DAZN Japanの笹本裕CEOは「アジア事業開発」という役職も兼務しており、台湾のDAZNについても事業成長の責任を負っています。ですから、今回の案件は台湾が単独で動いたものではなく、日本とも連動しているとみられます。


だからと言ってすぐに大きな動きが出てくるわけではありませんが、中長期的には期待したいところです。就任当初は、前職がTwitter日本法人ということで結構辛辣な批評も飛び交っていましたけど、単年度黒字を達成したり、ドコモと提携したり、いろんな手を打っていることは評価すべきかと思います。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000