2022世界バレー、日本招致に失敗。このまま没落か。

2022年に開催されるバレーボール世界選手権の開催地がオランダとポーランドに決定し、日本が落選したとのこと。

また、日本で今年秋に開催されるワールドカップについても、2023年の次回大会では公募で開催国を決定することとなった。これまでは半永久的に開催国となっていたが、ついにメスが入ることに。
昨年の世界選手権が大きな赤字を出したことはすでに報道済み。これまではジャパンマネー目当てで多くの国際大会が日本開催となっていたが、この構造自体を見直す必要に迫られた形。
赤字の原因については、あの川淵三郎氏も著書『黙ってられるか』の中で触れている。バレーボール協会の大会運営が開催地の地元協会に丸投げになっていること。そして営業も代理店に丸投げしていること。
この丸投げ体質、そして稼ぐ気がない姿勢が赤字を産み出していると川淵氏は断じている。
赤字解消のためにはバレーボール協会が各開催地を統括し、コストを圧縮すること。そして大会の魅力を高め、観客動員を増やすこと。結局のところ組織のガバナンスの問題になる。

話はずれるけど、川淵氏の著書の中にはあの「宿敵」ナベツネ氏との対談が載っている。これもまた面白い内容なので、また改めて取り上げたいと考えております。

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