国会で競馬関連の質問が話題に。WBC放映権も
3月24日に開かれた参議院・農林水産委員会では、競馬法改正の審議が行われ、参考人としてJRAの 吉田正義理事長も出席しました。
この場において、JRAのCMに関する質問が話題になっていたとのこと。観客席で喜ぶ姿が「射幸心をあおる」との批判なのですが、喜ぶ=馬券が当たるという決めつけもどうかと思いますし、この手の批判はまるで昭和にタイムスリップしたような感じがします。
JRAが馬番連勝式(馬連)を導入したのは1991年のこと。それまでは、単勝・複勝・連複(現在の枠連)しかありませんでした。この頃から「射幸心」の批判は存在しています。その後、マークシートの導入やインターネット投票の開始といった技術の進歩もあり、なし崩しにハイリスク・ハイリターンの馬券が登場しています。
もちろん、ギャンブル依存症対策については充分議論すべきであり、それはIR、そしてスポーツベッティングの解禁へとつながっていくのですが、スポーツ、そして文化としての競馬まで否定しないよう、バランスを意識した議論を期待したいところです。
同じ日の委員会では、当ブログ的に興味をひかれる質問もありました。佐々木りえ議員は元グリーンチャンネルのキャスターという経験を持ち、まさに適材適所といったところでしょうか。
先日YouTubeなどでライブ配信が始まったグリーンチャンネルのレース中継を題材に、レース動画の2次利用を積極的に進めてはという質問をしていました。
https://x.com/sasaki_rie/status/2036709109211541644
吉田理事長の答弁によると、スタートからゴールまで通しの映像だと、料金は2万円程度に設定されているとのこと。また、2025年には227件の利用許諾が行われたとのことです。こういうリアルな数字が出てくるのは面白いですね。
佐々木議員のご主人はボートレーサーとのことで、積極的にネット配信を行っているボートレースを比較対象にし、JRAの売上ももっと伸ばせる余地があるとしていました。どこまで伸びしろがあるかは未知数ですが、もっと安い金額で映像が利用できるのが望ましいことは確かです。JRAはきちんと検討してほしいところ。
このようすは参議院の公式Webサイトで公開されていますので、3月26日の農林水産委員会をぜひチェックしてみてください。
その2日前になりますが、3月24日の総務委員会ではWBCの放映権に関する質問が飛び出しました。齊藤健一郎議員は「NHK党」から当選しており(現在は無所属)、質問内容としてはNHKがWBCの放映権を獲得すべきで、そのためには国も動くべきだという趣旨のようです。
この映像は齊藤議員のYouTubeチャンネルにアップされていました。
ユニバーサル・アクセス権もまだ俎上に載せられていない中、放映権の交渉自体に政府が介入するというのはだいぶ危うい気がしますし、元NHK党らしくないようにも思います。それとも巧妙なヨイショなんでしょうか。
NHK・小池専務理事の答弁は「放映権料を無制限に払うことはできない」という一般論でした。そりゃごもっともではあります。
個人的には、チームみらい・安野貴博議員が隣に映っているのがなんかツボにはまりました。かなり表情が硬いですね。仕事中ですから当たり前ではあるのですが。
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