ポルトガルリーグ、放映権一括管理を可決
ポルトガルリーグ(リーガ・ポルトガル)は、2028-29シーズンから放映権の一括管理を実施することを決定しました。1部・2部リーグのクラブによる投票が行われ、90%以上の賛成票を獲得しています。
1部クラブには2票、2部クラブには1票が与えられるというちょっと不思議な方法なんですが、1部ではベンフィカが唯一反対票を投じ、ナシオナルが棄権。あとはすべて賛成だったとのことです。
欧州の主要リーグはほぼすべて放映権の一括管理を実施しており、ポルトガルは事実上「最後の砦」でしたが、ついに舵を切ることとなりました。
あと課題となっているのが分配方法です。まず、1部に90%、2部に10%を配分するとしています。1部と2部の格差をどう設定するかもまた大きな問題です。
そして、各クラブへの分配ですが、まず32.5%が均等分配となっています。プレミアやラ・リーガなどは50%なので、これはちょっと少ない感じです。強硬に反対してきたベンフィカへの配慮なのでしょうか。棄権したナシオナルは50%を主張しているとのこと。
44.2%は過去の成績に応じて、残りは観客動員やテレビの視聴者数、SNSなどの指標によって配分されます。このあたりは他のリーグとおおむね同じ考え方です。
プレミアリーグでは、優勝と最下位の格差が約1.6倍と小さく、激しい競争を生み出すことに成功しています。ラ・リーガだとこれが約3.5倍に広がります。
一部のビッグクラブの発言力が強いのは当然ですし、欧州CLを勝ち抜くという大義名分のためにもある程度容認せざるを得ないところはありますが、この格差をどの程度に設定するかはリーグの未来を考えるうえで極めて大事な設計となります。
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