【WBS】中国で地域サッカー「蘇超」が人気

4月16日、テレビ東京で放送されたWBS(ワールドビジネスサテライト)では、中国の「蘇超」というサッカーリーグの話題を取り上げていました。


蘇超とは、中国の南東に位置する江蘇省の地域リーグで、13の都市のクラブから構成されているとのこと。アマチュアリーグではありますが、観客動員も多く、熱狂的な人気を誇っているそうです。

WBSでは、全国リーグである中国スーパーリーグの挫折がきっかけになったと紹介しています。中央政府も内需の底上げや地域振興の観点から、地域リーグを推進しているとのこと。


地元クラブである江蘇FCは、2020年に1部(超級)リーグで優勝を果たしたものの、親会社である蘇寧グループの経営悪化により活動を停止しました。


蘇寧グループは、日本では「ラオックス」の買収でも知られる大手小売企業ですが、中国国内では不動産大手の恒大集団と組んで巨額の投資を行っていました。恒大集団の経営危機が連鎖した形です。そして、恒大が保有するクラブ「広州恒大」も後に解散に追い込まれています。

蘇寧グループは、セリエA・インテルのオーナーであったことでも知られています。負債の返済が滞ったことで、2024年5月にアメリカの投資会社が新たなオーナーとなりました。

話を戻しますと、10億人以上の人口を抱える中国において、全体をまとめるのはやはり困難なようです。日本だと甲子園が近い例になるかと思いますが、国よりも地域のアイデンティティをくすぐることが大切です。


地域対抗という要素があれば、競技のレベルはさほど関係ありませんし、むしろ少々下手なほうが応援のしがいもあるというもの。このあたり、サッカーに限らず地域密着型のスポーツクラブが学べる部分もあるかと思います。


他の地域でも同様のサッカーリーグが立ち上げられています。また、「村BA」と呼ばれるバスケのリーグも以前話題となりました。中国のサッカーバブルは崩壊しましたが、瓦礫の中からまた新たな芽が育ちつつあるようです。

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