WBD、ジロ・デ・イタリアの放映権契約を更新
WBD(ワーナーブラザーズ・ディスカバリー)は、自転車のジロ・デ・イタリアなどを主催するRCS Sportとの放映権契約を更新しました。2029年までの4年契約で、ヨーロッパとアメリカが対象となっています。
今年から、RCS Sportの代理店がIMGからIris Sports Mediaに変更されています。よって、新たに契約を結び直す必要があったわけですが、開幕まであと2週間という結構ぎりぎりなタイミングでようやく正式発表となりました。
それ以前にもRCS Sportが主催するレースはすでに開催されています。例えば3月のミラノ~サンレモはどうだったのかと調べてみたところ、WBD傘下のユーロスポーツやHBO Maxを通じて放送されていました。
もともと合意していたものが、いまごろになってようやく発表されたということでしょうか。それとも、暫定的な契約が結ばれていたのでしょうか。よくわかりません。
日本ではJ SPORTSがRCS Sportの放映権を持っているのでとくに影響はないのですが、今年2月でサービスを終了した「Staylive Cycling」とは関係があります。
Stayliveは、WBDからのサブライセンスをもとに運営されていたサービスです。昨年まで、WBDは代理店のIMGを通じてグローバルでRCS Sportの権利を持っていましたが、この契約が切れることは、Stayliveの終了とほぼ同義です。
引き続きグローバルで契約延長されれば話は別だったかもしれませんが、今回の契約はヨーロッパとアメリカに限定されたものとなりました。Stayliveの復活、あるいはこれに類する別のサービスが立ち上がる可能性はかなり薄くなったと言えるでしょう。もちろん、WBDはRCS以外のレースの権利も多数持っていますので、それを買うことはできるはずですが・・・
サイクルロードレースの放映権をめぐる事情は、noteのほうで詳しく書かせて頂きました。おかげさまで、PV数はWBC関連の次くらいとなっており、関心が高いことがわかります。
ただ、どうも筆者がDAZNに対して「激怒している」的な感想があったようで、そういう読まれ方をするんだな・・・と意外な気持ちになりました。確かに当時は怒っていたかもしれませんが、その後さまざまな事情を知るにつれて、結構同情的になっていたりします。
2026年、結果としてJ SPORTSの独占状態に戻りました。J SPORTSが悪いわけではないのですが、観られるレース数が大きく減ったことは事実です。もともと市場がないだけなのかもしれませんが、またチャレンジャーが現れることを期待してやみません。
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