Netflix、広告つきプランを拡大。計27か国へ

Netflixが先日開催した発表会「Netflix Upfront 2026」では、新作の予定が次々と公開。その中には先日もお伝えしたNFLの試合追加も含まれるのですが、今回はまた別の観点から。


Netflixは「広告つきプラン」での視聴者数が月間2.5億人以上に達したと公表しました。これを受け、現在は12か国を対象に提供しているプランを、2027年までにさらに15か国追加するとしています。つまり、合計で27か国になります。

現在「広告つきプラン」を提供中の国、および今後拡大予定の国のリストは以下の通りです。


  • アメリカ大陸
    • 提供中: アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル
    • 予定:  コロンビア、ペルー
  • ヨーロッパ
    • 提供中: イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン
    • 予定: アイルランド、オーストリア、スイス、ベルギー、オランダ、ポーランド、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー
  • アジア・オセアニア
    • 提供中: 日本、韓国、オーストラリア
    • 予定: タイ、インドネシア、フィリピン、ニュージーランド

従来はライブ配信に見向きもしなかったNetflixですが、新規ユーザーの獲得が徐々に厳しくなり、また他社との競争がさらに激しくなっている状況の中、さらなる収入源を求め2022年に広告を導入しました。それまでは広告に否定的だったものが、方針をがらりと転換しています。


Netflixの広告収入ですが、2026年には30億ドル規模に達すると推定されています。そして、広告の価値を上げるために重要視されているコンテンツがスポーツのライブ配信です。


自前のコンテンツをグローバルで配信するのがNetflixの戦略でしたが、スポーツはその反対です。それでも投資する意味があると判断しているわけです。当初はグローバルで配信できるコンテンツを選んでいましたが、徐々に特定の国に限ったコンテンツも獲得するようになりました。


  • アメリカ・カナダ・イギリスなど: WWE「RAW」(2025年から10年契約)
  • 日本: WBC (2026年)
  • アメリカ: FIFA女子ワールドカップ (2027,31年)
  • メキシコ: CONCACAFネーションズリーグ、ゴールドカップ (2027~30年)


ここであがった国は、当然ながらすべて広告つきプランが提供されている国です。よって、今後Netflixがスポーツを獲得する際には、同様に広告つきプランのある国が選ばれることになるでしょう。

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