ジロ・デ・イタリア、2020年幻の日本開催
現在開催中のサイクルロードレース、ジロ・デ・イタリアについて、2020年に日本で開催する計画があったたとのこと。主催者のRCS Sportでレースディレクターを担当していたマウロ・ヴェーニ氏(Mauro Vegni)のインタビュー記事で明かされています。
2020年には東京でスタートする予定で、準備はすべて整っていたのに、何かしらの理由で見送られたとのことです。それ以上の詳しいことは出ていません。
ジロの日本開催説はこれまで何度か報じられてきました。2015年11月には「2017年に静岡で開催」が報じられましたが、当のヴェーニ氏が否定的なコメントを出しています。
https://www.cyclowired.jp/news/node/183118
2016年5月には噂が再燃し「2018年に東京・静岡で開催」と報じられています。
これらの案は実現しませんでしたが、2018年には駐日イタリア大使が小池東京都知事や中村愛媛県知事を訪問しており、東京もしくはしまなみ海道でのジロ開催を要望したとされます。
これを受けて、とくに東京が前向きに検討したのでしょう。オリンピックに向けてのテストケース的な意味合いがあったものと想像できます。
しかし、2019年4月、2020年のジロはハンガリーで開幕すると正式発表されました。予算の問題か、それとも運営面での懸念があったのか。その詳細は知る由もありません。まぁ、3~4日のレースをこなしてからイタリアに移動するというのはあまりにも負担が大きく、現実的でなかったことは事実でしょう。
結果として、2020年にはコロナ禍が遅い、ジロは開催延期に。ハンガリーでの開催は見送られ、イタリア国内のみでの開催となっています。東京五輪も翌年に延期されました。
ヨーロッパのクオリティで制作された東京五輪のロードレースの映像はすばらしいものでした。また、東京・神奈川・山梨・静岡の1都3県にまたがるコースで大きなトラブルなく運営できたのも大きな収穫と言えます。このレガシーをまた活かしたいものです。
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