ジロ・デ・イタリア、2020年幻の日本開催

現在開催中のサイクルロードレース、ジロ・デ・イタリアについて、2020年に日本で開催する計画があったたとのこと。主催者のRCS Sportでレースディレクターを担当していたマウロ・ヴェーニ氏(Mauro Vegni)のインタビュー記事で明かされています。


2020年には東京でスタートする予定で、準備はすべて整っていたのに、何かしらの理由で見送られたとのことです。それ以上の詳しいことは出ていません。

ジロの日本開催説はこれまで何度か報じられてきました。2015年11月には「2017年に静岡で開催」が報じられましたが、当のヴェーニ氏が否定的なコメントを出しています。

https://www.cyclowired.jp/news/node/183118


2016年5月には噂が再燃し「2018年に東京・静岡で開催」と報じられています。

これらの案は実現しませんでしたが、2018年には駐日イタリア大使が小池東京都知事や中村愛媛県知事を訪問しており、東京もしくはしまなみ海道でのジロ開催を要望したとされます。


これを受けて、とくに東京が前向きに検討したのでしょう。オリンピックに向けてのテストケース的な意味合いがあったものと想像できます。

10/28【サイクリングしまなみ2018】 駐日イタリア大使館一等書記官Dott. トンマーゾ・デルコレ氏がBIXXIS PATHOSでイベントに参加 – BIXXIS Japan

10/28【サイクリングしまなみ2018】 駐日イタリア大使館一等書記官Dott. トンマーゾ・デルコレ氏がBIXXIS PATHOSでイベントに参加【瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会サイクリングしまなみ2018】は、サイクリストの聖地であり、世界で最も素晴らしい7つのサイクリングコースにも選ばれた「瀬戸内しまなみ海道」を舞台に、普段は自転車は通行不可能な、高速道路を規制して行う人気のサイクリング・イベントで、国内外から 7,000名の参加者を迎えて開催する国際的なサイクリング大会です。BIXXIS JAPANは、当イベントにゲストとして招待されている、駐日イタリア大使館からの要請を受容し、前日27日とイベント当日にメイン会場しまなみアースランドにて、バイク展示ブースを出展いたします。ジョルジョ・スタラーチェ駐日イタリア大使は自転車やスキーを趣味に持ち、これまでに小池百合子東京都知事や中村時広愛媛県県知事に2020年のジロ・デ・イタリアの日本開催を提案するなど、日伊のスポーツ交流や、イタリアの自転車文化の奨励などにも積極的に活動成されています。昨年、静岡県とフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の自転車に関する友好提携「フジ・ゾンコラン」における、同州の名高い激坂ゾンコラン峠を走るグランフォンド参加ツアー「カルニア・クラシックインターナショナルフジ-ゾンコラン」(JTB静岡)を広くPRするため、大使館公邸での会見の場を設けてくださいました。イタリア大使公邸での「カルニアクラシック・インターナショナル・フジ-ゾンコラン」会見の様子BIXXISについて質問するジョルジョ・スタラーチェ駐日イタリア大使このツアーを後援したBIXXIS JAPANも会見に参加したことが、弊社とイタリア大使との関りの所以です。一方、トンマーゾ・デルコレ大使館一等秘書官もロードバイクを愛するサイクリストであり、当然「サイクリングしまなみ2018」への参加を志願。昨年の記者会見で知ったドリアーノ・デローザのBIXXISに兼ねてから関心を持ち、今回の弊社のブース参加に合わせてチタンモデルのPATHOSで走りたいというリクエストをいただきました。チタンモデルPATHOSの軽さに感嘆するスタラーチェ大使とトンマーゾ・デルコレ一等秘書官(真中)トンマーゾ・デルコレ駐日イタリア大使一等秘書官が乗る予定の

bixxisjapan.com

しかし、2019年4月、2020年のジロはハンガリーで開幕すると正式発表されました。予算の問題か、それとも運営面での懸念があったのか。その詳細は知る由もありません。まぁ、3~4日のレースをこなしてからイタリアに移動するというのはあまりにも負担が大きく、現実的でなかったことは事実でしょう。


結果として、2020年にはコロナ禍が遅い、ジロは開催延期に。ハンガリーでの開催は見送られ、イタリア国内のみでの開催となっています。東京五輪も翌年に延期されました。

ヨーロッパのクオリティで制作された東京五輪のロードレースの映像はすばらしいものでした。また、東京・神奈川・山梨・静岡の1都3県にまたがるコースで大きなトラブルなく運営できたのも大きな収穫と言えます。このレガシーをまた活かしたいものです。

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