夏の甲子園、NHK ONEでも配信
NHKは、8月5日に開幕する全国高校野球選手権大会について、インターネットの「NHK ONE」でも配信すると発表しました。春のセンバツに続いての配信で、全試合がライブ配信および見逃し配信の対象となります。
そうなった事情について、NHKは昨年10月に放送法が改正されたことをあげています。インターネットサービスが「必須業務」となったことにともない、朝日新聞社と高野連の協力を得て実現したそうですが、高校野球にはこれまで放映権料は発生してきませんでしたので、今回も金銭的な決着ではないものと思われます。
従来、インターネット配信の権利を持っていたのは、朝日新聞社とABC(朝日放送テレビ)が共同で運営する「バーチャル高校野球」であり、スポーツナビとスポーツブルを通じて配信しています。こちらの配信は今年も継続されます。
バーチャル高校野球は地方大会を全試合無料でライブ配信している、ある意味「神」サービスであり、全国大会をNHKが配信したとしても、ファンはさほど逃げないと判断したのでしょうか。
ちなみに、バーチャル高校野球に掲載される速報データは、高野連の先生方が現地で入力している電子スコアブックの内容を連動させているとのこと。全都道府県の全球場で映像を撮影し、データを反映させる作業はなかなか大変そうです。
猛暑対策から「2部制」が導入されるようになりましたが、夜の部がある日については19時30分以降に総合テレビの枠が設けられています。従来はEテレのサブチャンネルを使っていましたが、やはり画質が落ちるなど不評であることは否めず、改善されました。
Eテレと言えば、今年から大事な変化がありました。NHKでは地方予選の決勝戦も放送していますが、従来はEテレでも放送されていたものが、今年は総合テレビのみの放送となっています。そのため、関東や関西など複数の試合が重なる場合は、一部の試合が録画中継になっていました。
これも昨年10月からの変化が関係しており、Eテレの放送内容は全国一律になりました。そのため、高校野球のほか「Nコン」で知られる合唱コンクールについても、Eテレでの地方大会の放送がなくなっています。
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