【7年ぶり?】フィギュア・ジュニアGPでジオブロック騒動
今週から始まった、2026-27シーズンのフィギュアスケート・ジュニアグランプリシリーズですが、開幕戦・中国大会の大会初日において、ライブストリーミングが日本から視聴できなかったとのこと。
大会2日目にあたる昨日(8月21日)は、最初は視聴可能になっていたのですが、途中からまたブロックがかかってしまったようです。何が起こっているのでしょうか。
日本における放映権はテレビ朝日が持っていますが、予定としてはおよそ1か月後にCS・テレ朝チャンネルで録画放送となっています。シニアのほうのグランプリシリーズはおそらく例年通りPPVでの配信になると思われますが、ライブで視聴する手段を絶たれたことになります。
ISU(国際スケート連盟)の公式発表によると、放映権が販売されたのは日本・韓国・ロシア・カザフスタンなど数か国で、その他はISUの公式YouTubeでのライブ配信となっています。
人気が高いからこそ放映権が売れているわけですが、それゆえに無料で配信されているライブストリーミングが観られない。ファンからは毎年恒例の恨み節が聞かれるのですが、今回は有料でも視聴できないのですからさらに深刻です。
実は、7年前の2019年にも同様の騒動があり、当ブログでも記事にしています。その後もあったかもしれませんが、記録に残していましたので再度紹介します。
この時はファンからのクレームが効いたのか、後にジオブロックが解除されています。一般的にはライブと録画では権利が異なるのが普通なので、ブロックをかける意味はないはずです。単なるオペレーションミスだと考えられ、今回もおそらく同じ道をたどるのではと予想しているのですが・・・なかなか大変ですね。
ご存知の通り、ジュニアグランプリシリーズには多くの日本企業がスポンサーについています。ですから、日本向けに配信されないというのはスポンサーにとってよろしくない状況でした。
裏を返せば、日本からのスポンサー料や放映権料に大きく依存しているとも言えます。「放映権をどこも買わなければISUの公式ライブストリーミングが無料で観られる」という声が聞かれるのも毎年恒例なんですが、その場合、大会自体が存続できなくなる恐れがあるので諸刃の剣なのですね。
ちなみに、最近のプレスリリースによると「買取大吉」が新たにスポンサーとなっています。買取大吉は最近スポーツでよく見かけますね。現在開催中のバレーボール・アジア選手権や、バスケの日本代表戦でもスポンサーになっていました。
今後の話なのですが、ISUは「Vision 2030」という改革プランを掲げており、メディアに関しても放送やストリーミングを通した露出の最適化をはかっていくとしています。独自のストリーミングサービスを立ち上げる計画もあるとのことで、ISUと直接契約してライブ配信を視聴する未来もあり得ます。
https://isudam.blob.core.windows.net/isudamcontainer/ISU-VISION-2030-1754649705-0879.pdf
ISUは、この「Vision 2030」を推進するパートナーを公募中です。おそらく代理店になるものと思われますが、放映権やスポンサーを含む商業的権利を集約して販売する役割を担うことになります。
公式のWebサイトでは5月に締め切られているのですが、3か月以上経過した現在においても、結果は明らかになっていません。選定が難航してるのでしょうか。
0コメント