DAZN、NYで上場か? セリエAクラブとも連携へ?

イタリアの経済メディア「Milano Finanza」が報じたところによると、DAZNは2027年にニューヨーク市場(NYSEまたはナスダック)への株式上場(IPO)をめざしているとのこと。


DAZNの本拠地はロンドンで、以前はロンドン市場への上場を計画していたとされますが、今度はニューヨークに目標を切り替えたようです。

DAZNの親会社であるAccess Industriesはニューヨークを本拠地としており、傘下企業のひとつであるワーナー・ミュージックもニューヨークのナスダック市場に上場していますので、むしろこのほうが自然なのかもしれません。


DAZNは英領ケイマン諸島に持株会社を設立し、株式を移転する計画があることは以前にもお伝えしましたが、その後予定通り実行されています。DAZNの株主構成などについては、先日noteのほうで記事にしましたので、よろしければお読みください。

直近のDAZNがアメリカ市場に本腰を入れていることも、ニューヨークを選ぶ大きな理由と言えます。直近では「EverPass」という企業を買収していますが、これが実は伏線ではないかとMilano Finanzaは言ってます。


EverPassの株主には、投資会社のRedbird Capital、NFLの投資部門である32 Equity、さらにはTKOホールディングスも名を連ねているのですが、買収は株式交換で行われたようで、これらEverPassの株主は交換でDAZNの株を割り当てられています。


そして、Redbird CapitalはセリエA・ACミランのオーナーでもあります。だからこそ、ミラノのメディアが注目しているわけですね。

DAZNはイタリア国内でセリエAの放映権を獲得していますが、昨年12月にMilano Finanzaが報じたところによると、年間7億ユーロとされる放映権料のうち、10%程度をDAZNの株式に転換する動きがあるとのことです。


つまり、セリエA傘下の商業会社や、クラブのオーナーがDAZNの株主になる可能性があるわけですが、実際にEverPassの買収を通じてではありますが、ACミランのオーナーが株主になったことになります。


今後、他のクラブのオーナーとも協議が進められていくものと思われますが、この動きが進めばDAZNとセリエAは運命共同体となるわけで、今後他社に放映権を移動させることも難しくなりそうです。だいぶ荒唐無稽な話のようにも思われますが、まずは予定通り上場が実現するかどうかですね。

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