これは値上げか?米DAZNが料金体系を改定。

米DAZNが新たな料金体系を発表した。

従来は月9.99$だったが、19.99$とほぼ倍増。その代わりに年額99.99$のプランを新たに導入する。
料金改定は3/25に実施され、現在の契約者に対しては1年間に限り月9.99$で視聴できる。
価格戦略はマーケティングの基本であり、これは年額プランの加入者を増やしたいという分かりやすい意図。

米DAZNの現在のコンテンツでは格闘技が大きな割合を占めているが、格闘技の大会は頻繁にあるわけではないし、大物選手は年に数試合しか行わないので、月単位での契約獲得には向いていなかった。これまでのデータによってそれが裏付けられたのだろう。

アメリカの格闘技はPPVが多いだけに、熱心なファンであれば年99.99$という金額はPPV2回分程度であり、魅力的なカードさえ提供できればむしろお得感がある。

あと、今年からMLBの一部権利を獲得したのでMLBファンの動きにも着目したい。解約自由をポリシーに掲げるDAZNは、同時に解約防止の対策も必要に。両者のバランスをうまくとらねばならない。

なお、UFCの放映権を持つESPNは先日7年間の契約延長を発表。PPV大会についてはOTTサービスのESPN+に移行させるとのこと。
PPVかサブスクリプションか。もちろん重要なのはコンテンツだけど、これはビジネスモデルにおける競争でもある。

ちなみに日本ではJクラブがDAZNの年間パスを販売しておりますが、同様の施策が今後行われることはあるのでしょうか。プロ野球12球団が揃ったら迷わずやるんでしょうけど…なかなか道のりは険しい。

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