イタリアDAZNに罰金50万ユーロ。
日本でいうところの公正取引委員会に該当するイタリアのAGCMという機関がDAZNに50万ユーロの罰金を課した。
DAZN側はこの命令を受け入れ、サービス改善に努めるとのコメントを出している。
罰金の理由はいわゆる誇大広告。昨年秋にローンチしたイタリアDAZNは、セリエAの毎節10試合のうち3試合の権利獲得に成功。大々的にキャンペーンを行ったが、以前にも記事にした通り、Jリーグのときと同様に配信トラブルを起こしてしまった。
この件に起因してと思われるけど、技術面での制約を十分に説明せず、「いつでもどこでも見られる」というメリットばかりを宣伝し、契約を集めたことが罰金の理由となっている。
現時点でDAZNがサービス提供国のリーグの権利を持っているのは日本とイタリアのみ。それゆえに大変な注目を集めると同時に重大な責任を負う。
今後さらに提供エリアを増やしていくにあたっては全世界におけるトラフィックにも万全の体制を整えねばならない。これはライブ配信を目玉とするサービスとして避けられない道。
今回は他国でも人気があるセリエAなだけに、なおさら入念な準備が必要だった。
これについては遠く離れた日本からも、ちゃんとしろとメッセージを送りたい。Jリーグも将来的にはセリエAに肩を並べるくらいのリーグに成長したいと思ってるし、そのために日本のDAZNスタッフも尽力してるわけですからね。
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