ブラジルDAZN、自国リーグに進出。(3部ですが)
ブラジルDAZNが全国選手権3部の放映権を獲得。南米絡みではコパ・スダメリカーナに続いて、ややマイナーどころの契約となった。
ブラジルのサッカーは全国選手権と各州のリーグが並存。州リーグはローカルの放送局に任せるとして、まずはこのポジションから虎視眈々と拡大をめざす。
自国リーグの放映権を持つのは戦略として重要。日本ではもちろんJリーグを1~3部まで独占してるわけだけど、イタリアではセリエAの毎節3試合とセリエBの全試合を獲得。また、カナダでは自国とは言えないけどMLSの配信を行っている。まぁ、カナダが本拠地のクラブもあるのでカウントしてもいいですよね。
そして本丸はドイツのブンデスリーガとスペインのラ・リーガということになるけど、いかんせん放映権料が高すぎる。また、ファンの反発も大きいことも容易に想像できる。
将来に向けてはまず他の国で足固めをする必要があり、その意味において1部リーグを独占できた日本でのデータは存分に活用されることになるはず。
下部リーグのファンは熱心だし、味方につければ固定客になってくれる可能性が高い。いわばコスパの高いコンテンツと考えられる。そこである程度収益を見込めるようになったとき、いよいよ攻勢が始まるのでしょう。
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