【追記あり】【速報】コパ・アメリカ、DAZNが全試合配信へ。

6月~7月にかけて開催されるコパ・アメリカ(南米選手権)について、DAZNが日本戦を全試合を配信する見込みとなった。

記事では独占とは書いておらず、「地上波で見られない?」とハテナつきの見出しになってるけど、BSを含めて無料放送の交渉は難航している模様。

アジアカップとは違って選手を拘束することができず、またJリーグも中断しないことから若手中心のメンバーになることが想定されるだけに、どうしても訴求力に欠けるのは否めないところです。
日本戦の日程についてまとめておくと以下の通り。

6/18(火) 8:00 チリ
6/21(金) 8:00 ウルグアイ
6/25(火) 8:00 エクアドル

3戦とも平日朝であり、民放での放送は期待しにくい。あってもNHKのBSだろうけど、メジャーリーグなどとの兼ね合いもあり。サブチャンネル対応か録画中継になる可能性もありますね…

ちなみに日本がグループCで2位になると、準々決勝は6/29(土) 8:00となるので、この枠であれば手をあげるところが出てきそう。

記事内で触れられてる女子ワールドカップについても書いておきます。こちらはJSPORTSでの全試合放送が発表済みです。

6/11(火) 1:00 アルゼンチン
6/14(金) 22:00 スコットランド
6/20(木) 4:00 イングランド

スコットランド戦は実にすばらしい時間帯ですね。
ところでコパ・アメリカの放映権は電通がグローバルで獲得している。今回のようにテレビが難しければDAZNに持っていく、という形は今後も増えていきそう。なにせ電通はPerformに出資しておりますから。

で、思い出すのがあの2002日韓ワールドカップですよ。自国開催でありながら放映権料の高騰により全試合放送とはならず、代わりにスカパーが放送したあれです。
当時のスカパーは全試合無料放送という思いきった手段に出たわけですが、当時は専用アンテナが必要だっただけに新規獲得の起爆剤にしたかったがゆえの大出血サービスであり。

さすがにそこまでは敷居が高くないDAZNが同じ戦略をとるとは考えにくいですが、見逃し視聴が多いであろうことを踏まえると1試合だけ無料ライブ配信、とかやってみてもいいのではと思ったり。とにかく新規獲得が至上命題なわけですから。
そして、日本向けの権利についてはもともとMP&Silvaが持っていたことにも触れておかないと。先ほどの記事に続いてまたも出てきたこの名前。まるで亡霊です。

MP&Silvaが持っていたのは「タイを除くアジア」というなんか微妙なエリア。それが倒産したら、今度は電通がグローバルになっていた。放映権の世界って本当に不思議だらけです。
【追記 4/26 20:00】
日刊スポーツの記事によると、BSでの放送も消えたようですね。結果論としてDAZN独占ということに。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000