欧州スーパーリーグ実現?にちらつくバブル崩壊の影。

いよいよ決勝を残すのみとなったUEFAチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグ。決勝進出の4クラブがすべてプレミア勢となり、放映権料の分配により高いレベルでの戦力均衡が図られた実力を示す形に。まぁ、アヤックスやフランクフルトは惜しかったですが。

さて、その下に3つ目のリーグを設けるという構想は以前から囁かれてましたが、その案がリークされたとのこと。これでは、かつて一部のビッグクラブが集まって企てたスーパーリーグ構想によく似てますね。
代表戦では昨年からUEFAネーションズリーグがスタート。建前としては公式戦を増やすことで真剣勝負の場を用意し、代表強化につなげる…ということですが、UEFA主導で放映権を管理したい思惑が見え見えです。

そして問題はその分配方法であって、上位のリーグに所属する協会なりクラブなりに厚く配分されるのであれば、格差の固定化が進む一方となります。

まぁ、ここまであからさまな強欲が見えてくると、放映権料バブルの崩壊も近いのかな…という雰囲気が漂ってきます。あくまでも私の直感ではありますが。テレビ局やOTTサービスには、高すぎれば買わないという勇気も持って頂きたいものです。

そういえばネーションズリーグの日本での放映権はまだ売れてませんね。MP&Silva社の破綻以降、我慢くらべが続いているような状況ですが、5月中にはどこかに決まってほしいという願いです。
そして、そこにはEURO予選とワールドカップ予選というパッケージがついてくる。高値でつかまされる必要はないけど、ぎりぎりの交渉は続きます。

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