セリエA、国外向け放映権を談合されていた。(しかも未払い?)
セリエAなどのイタリア国外放映権について、3社の代理店が談合を行っていたとのことで、イタリア当局は3社に対して合計6,700万ユーロ(約82億円)の罰金を課したとのこと。
この3社とはIMG、B4キャピタル、そしてMP&Silva。うーん、ここでも出てきたかMP&Silva。もう潰れてるので罰金の払いようがないぞ。
対象となったのはセリエA、セリエB、コッパ・イタリアなどで2008~2017の計9シーズン。3年ごとに入札が行われ、すべてMP社が落札したのだけど、この際に3社による談合が行われていたとのこと。
しかも昨年にはMP社が未払いを起こしており、セリエA側から訴えられていたことが判明。他にも数々の問題を起こしていたMP社は倒産に追い込まれる。はたして未払い分を回収できたのか。いまとなっては知る由もない。
それよりも、この9年間においては本来の価値よりも放映権料がディスカウントされていたと考えられ、その間にセリエAはプレミアなど他のリーグと差を開けられてしまった。この機会損失は計り知れない。
その後、国外向け放映権はIMGが獲得しているのですが、談合の当事者と契約せざるを得ないというのもなんともまた。
さらに、以前にもお伝えした通り、国外在住のイタリア人に向けて放送しているイタリア語国際放送の放映権についても火種を抱えている状態。まだまだ揉めることは必至です。
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