【追記あり】FリーグはAbemaTVとJSPORTSが維持。
あす(5/25)から開幕するFリーグの2019-20シーズンにつきまして、JSPORTSからプレスリリースが出ました。
すでに契約延長がわかっているAbemaTVとともに、昨シーズンの放送形態が維持された形です。
JSPORTSにおいては今季からオンデマンドでのライブ配信を開始。4チャンネルあることを誇っていたJSPORTSが、ライブ志向の高まりにおいて、いまでは4チャンネル「しかない」という足枷にすらなっていただけに、OTTで補完するのは当然の流れでしょう。
ちなみにJSPORTSの沿革をさかのぼると、合併前の会社が持つチャンネルはあわせて5つありまして、ひとつ返上しちゃったのはいまとなってはもったいなかったかも。このあたりの話もそのうち書いてみたいところです。
また、JSPORTSオンデマンドのフットサル&サッカー情報パックは月1,000円で提供。現在開催中のU-20ワールドカップや、女子ワールドカップの配信も決まっており、現時点ではとてもお得なパックです。
ただし、サッカー「情報」パックと名乗らざるを得ない、そして安価で提供せざるを得ない状況はよろしくない。目玉はニュース番組「Foot!」ということになりますが、映像が使えないのは仕方ないとしても良質なニュースを届けることには価値があるかと思います。
AbemaTVについては、サイバーエージェントがJ2リーグの町田ゼルビアを買収し、DAZNとサブライセンス契約を結ぶことに成功。それだけにFリーグはどうするの？という懸念もありましたが、問題なく継続です。
AbemaTVにとっては既存のテレビ局が苦しんでいる若者層の取り込みが生命線であり、フットサルはそれにかなうコンテンツと評価されているようです。
また、同じ本拠地のペスカドーラ町田とのコラボにも期待したいところですね。
【追記 5/24 20:15】
ちょうどこのタイミングで、JSPORTSが来季のプレミアリーグを放送しないというプレスリリースを出してきました。
DAZNが独占放映権獲得を発表したのは2/15なので、もう3か月以上経過しております。別にリリース出さなくてもいいのでは？というレベルですが、いちおう上場企業の関連会社ですし、経営にも影響を与えるレベルの情報は出さざるを得ないということで。
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