米DAZN、NFLに興味。Amazon、ESPNとガチンコ勝負。

金融ニュースでおなじみのブルームバーグがDAZNについて取り上げている。当ブログでも何度か取り上げてきた内容のまとめ的な記事になっていて、復習にも役立つ。

この記事の中で、NFLの放映権に興味を持っているという記述が。テレビ局がガチガチに固めている米4大プロスポーツの一角に食い込めればサービスの価値はぐんと増す。
すでにMLBについては今年から3年契約を結んでおり、平日のナイトゲームをハイライト形式で配信しているが、そこにNFLが加わればさらにパワーアップ。
ターゲットとなっているのが、衛星放送局のディレクTVが保有している「サンデーチケット」。日曜昼に開催される試合がパッケージされたもので、ディレクTVは2022年までの契約を結んでいる。放映権料はびっくりの年間15億ドル。NFL全体で約50億ドルだからかなりの割合。

この契約には、2019年の時点でNFL側から途中解約ができるオプションが存在しており、次のシーズンが節目に。そして、どうやらオプションが行使されるのではと目されているとのこと。

現在AmazonとESPNが興味を示しており、そこにDAZNも参戦となるとさらなる放映権料の積み上げが予想される。もはや青天井。どこまで行くか予想不可能。
ただ、独占契約に至るほどの額を提示できるところはないのでは、とも言われているらしく、複数社による棲み分けの可能性もあるんだとか。

ちなみにカナダのDAZNではすでにサンデーチケットの配信を行っているが、日本におけるJリーグと同様に最初の配信で障害を発生させてしまったいわばいわく付きの物件。アメリカ最大のスポーツであるNFLなだけに、もう失敗は許されない。
【おまけ】
NHLの権利も?なんて記事が出ておりますが、そりゃ取れるものなら取りたいでしょうし、DAZN側はコメントを拒否したとのことでもう少し泳がせてみましょうかね…

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