WBSC、放映権の自主管理に踏みきっていた。

U-18ワールドカップに便乗して…というわけではないけど野球の話題。

世界野球・ソフトボール連盟(WBSC)は、自らが主催する国際大会について、南北アメリカ大陸における放映権をスペインのMediapro社に与えると発表。契約は2022年まで。

アメリカの会社が取らなかったのか…というのが正直な印象ですが。やはり野球と言えばMLBですから、WBSCの陰はまだまだ薄いのが現実です。そうなると、中南米のマーケットに強いMediaproの名前がやはり浮上してきます。
そして、この記事のもうひとつの注目ポイントが、その名も「BASE」という会社です。WBSCが自ら設立したマーケティングの会社であり、放映権もここで管理しています。

WBSCの大会の放映権も、すでに破綻したMP & Silva社のもとにありましたので、いったいどうなったのやらと勝手に心配しておりました。なんか失くした物がひさしぶりに見つかったような、そんな気分です。

調べてみると昨年3月の時点で設立に向けた決議がなされていました。MP社が正式に破綻したのは秋のことなので、その前から準備していたんですね…。
WBSCによる直近の大きな大会と言えば、この秋に開催される「世界野球プレミア12」。WBSCから放送局に関する具体的な発表はなされていないのですが、日本においては前回大会と同じくTBSとテレビ朝日が共同で放送するとのことで、もう番宣も始まってますね。

地上波からプロ野球が消えつつある中でも、侍ジャパンは高視聴率が期待できる優良コンテンツ。東京五輪に向けてなんとしても弾みをつけたいところ。メダル以上に野球そのものの未来がかかっているのかもしれません。

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