クラシカ・サンセバスチャン、今年は放送なし。
きょう(8/3)、スペイン・バスク地方で開催されるサイクルロードレース「クラシカ・サンセバスチャン」について、昨年放送したJSPORTSが今年は放送しないことが判明した。
バスク地方では現在バスク語の復興運動が盛んなので、個人的には尊重して「ドノスティアコ・クラシコア」と呼んであげたいのですが、本筋から外れるのでおいといて。
今年のJSPORTSの放送ラインアップを見てると、まぁASOに相当頼ってるなぁ…という印象が強いです。
8月には昨年はDAZNで配信されていたツール・ド・ラヴニールを獲得しましたが、これもASO絡み。むしろDAZNで配信されていたことのほうがおかしいんですよね。
今年のDAZNはボルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャの配信が直前でキャンセルになるという事件を起こしましたが、これもまたASO絡みで本来であればJSPORTSが放送すべきレースでした。
JSPORTSが今年放送したレースでASOが絡んでいないのは、ツアー・ダウンアンダー、ブエルタ・ア・アンダルシア、ハンマーシリーズ。でもアンダルシアの映像はASO仕様になっていたような…?いずれにせよ少ないです。
正直なところ、大半のレースをプレミアムチャンネルであるところのJSPORTS4で放送している以上、契約件数と予算の関係は相当シビアにならざるを得ません。DAZNに出演した実況・解説は出さないというポリシーを貫くことで、全体の層が薄くなっているのでは?という指摘もできるでしょう。
ASOとの契約は2022年まで残っていることになってます。近い将来、ASO以外のレースは見られなくなるのでは?そんなことすら危惧せざるを得ない状況です。もちろん日本国内に目を向けるといった方向性もあり得るのでしょうが。
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