どうなのよ？オランダ&オーストリアリーグの放映権事情。
昨今は日本人選手のヨーロッパへの移籍がだいぶ盛んになり、いきなり5大リーグとはいかなくても、周辺国のリーグや2部リーグからビッグクラブを狙うといった動きが増えてきました。
その要因には移籍金ビジネスが活発になっていることがあげられ、移籍金の源泉となっているのはやはり放映権料。Jリーグも世界のサッカー地図の一部に組み込まれているのです。
ということで、日本人選手が所属するクラブの試合が観たいというのは当然の心理であり、情報についてはこちらでも分かり次第紹介していく所存ですが、この記事ではオランダ🇳🇱とオーストリア🇦🇹を題材とします。
ただ、一般的な話をすると放映権の契約は通常複数年。日本人が所属するからその試合だけスポットで…とはなかなかいきません。リーグ側としてはまとめて売りたいし、放送局側としては頼みの選手がケガや移籍で離脱するリスクを抑えたい。そんな駆け引きが各所で繰り広げられています。
オランダ・エールディビジは、昨シーズンはフジテレビNEXTで放送されましたが今シーズンはいまのところ予定なし。DAZNは一部試合のハイライトを配信予定としています。
昨シーズンのフジテレビNEXTは、堂安選手が(今季も)所属するフローニンゲンの試合を中心に毎節1～2試合程度を放送していましたが、フローニンゲンの試合が全試合放送されたわけではありませんし、放送されても録画だったこともありました。
その謎を解くカギが、昨シーズンから代理店となっているおなじみIMG社のサイトに。そもそもエールディビジの試合は毎節3試合しかライブ配信されていないそうで…。残りの試合は録画対応となってしまいます。
3試合のチョイスがどうなっているのかは謎ですが、やはりアヤックスなど強豪中心にならざるを得ません。放送局側がリクエストできるのかも謎です。
うーん、この状態だと生放送はやはりきついのか。ハイライトのみを購入できるのであれば、そのほうが効率的と言えるのかもしれません。
で、オーストリア・ブンデスリーガについてなのですが、残念ながら目ぼしい情報は得られず。地元のスカイ・オーストリアがグローバルの放映権を持っているということが分かった程度です。
まぁ、交渉窓口は明確ですし、こちらは全試合ライブ配信されるそうですから(そもそも12クラブですし)、あとは実際に交渉するのみです。もうシーズンは開幕しちゃってますが、そこはなんとか…お願い。
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