南北の壁高し。W杯予選・北朝鮮戦は生中継なし。

きょうはサッカーのワールドカップの話題。

先日日本代表戦が日テレで放送されていたので、あれ?テレ朝じゃないの?と思ってしまったのですが、どうやらテレ朝がAFCとの契約で独占放映権を獲得しているのは最終予選のみだというのが正解のようです。

つまり、現在進行中の2次予選については主催国のサッカー協会に権利があり、日本であればJFAがテレ朝以外の局に販売することができるというわけですね。

で、先日問題の試合がありました。北朝鮮vs韓国戦です。そもそも2次予選で対戦するような組み合わせではないと思うんですが、なにせ北がひきこもりでなかなか対外試合を行わないものですから、FIFAランキングも上がらないんですよね。

で、2次予選ですから放映権は北朝鮮側が管理している…と。その結果がこれです。
生中継いっさいなし。北でも南でも見ることはできず、韓国の記者が入国することもできず、さらに無観客試合。試合経過はAFCのWebサイトで更新されるライブスコアでしかわかりません。

政治の話はしたくないですが、報道陣もサポーターも入れさせないという措置は政治介入そのもので到底承服し難く、今後北朝鮮に何かしらの制裁があって然りなのではと思います。

その前に平壌で開催されたレバノン戦(9/5)も同様に生中継はなかったとのこと。北朝鮮では翌日に録画で放送されたそうです。この試合は2-0で北朝鮮が勝ったとのことですが、どうせ負けてたら放送しなかったんでしょ。

で、南北対決の結果はスコアレスドローだったそうです。さてどうなることやら。
他の記事では、北朝鮮側が少なくとも10億ウォン(約9,000万円)以上の放映権料を要求してきたという情報もあり。これは政治であるとともに外貨獲得の手段でもあったようです。

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