【追記あり】【今週のサウジ】スーペルコパ開催&ガルフカップ出場へ。
【初出 11/15】
この秋冬はサウジアラビアの話題が多くなりそうです。先日はACLの決勝戦が行われましたし(2ndレグは11/24)、直近では11/22~23にはフォーミュラEが開催されます。
スペインのスーペルコパ(スーパーカップ)が1月にサウジで開催されることが正式に発表されました。2022年までの3年契約とのことです。
スーパーカップは一般的にリーグ戦の開幕直前に開催され、前年のリーグ戦王者とカップ戦王者が対戦する形式をとりますが、スペインは時期をずらしたうえで、4チーム参加としています。こうなった理由はいわずもがなですが…
ということで、当ブログ的にはスーペルコパの放映権の話になるのですが、こちらも3年契約の条件で入札が実施されることとなり、11/28が〆切とのこと。コパ・デル・レイとともに日本向けの放映権がどうなるかが注目されます。
なお、スーペル・コパの出場チームはコパ・デル・レイでは3回戦からの登場となりますので、セットで押さえられるなら押さえておきたいところではあります。
放映権収入の一部は出場チームに分配されるのですが、以前からスペインではビッグクラブへの優遇が問題視されているところ。このスーペル・コパでもバルサとレアルに偏っており、コパ・デル・レイを制したにも関わらずバレンシアの金額は低いとのこと。
分配金は成績だけでなくメディア露出が考慮されるというのはプレミアなど他のリーグでもそうなんですが、さすがにこれは考えさせられるものがあります。
サウジ絡みではもうひとつ。中東諸国で隔年に開催される国際大会「ガルフ・カップ」についてです。今年は11/24からカタールで開催されるのですが、カタールと断交しているサウジ・UAE・バーレーンがボイコットを表明しておりました。
直前になってようやくこれらの国の参加が決まったとのことですが、スポーツと政治はうんぬん…といくらお題目を唱えたところでこれが現実であります。
ちなみにガルフ・カップの放映権は例のMP & Silva社案件で、2031年までの長期契約があったのですが…どうなったのかはいまいち不明です。
少なくとも参加国での中継はあるようですが、他に買うところは…あるんですかね。
【追記 11/16 15:30】
見出しには国王杯ってありますけどスーペルコパの話ですよね。サウジの人権リスクを放送局も警戒しているようです。
こうなるとDAZNにもモビスターにも可能性が出てきましたが、当然批判を浴びることを覚悟せねばなりません。他の統括団体とも今後いい関係を築きあげていくためには、なおさら慎重な姿勢が求められることになります。
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