ビリビリ動画、LoL世界大会に120億円突っ込む。

世界各地でeスポーツの大会が開催されているゲーム「League of Legends」(LoL)。来年秋に上海で開催される世界大会について、中国国内の放映権が8億元(約120億円)で落札されたとのこと。

落札したのは「Bilibili」で3年契約。Bilibiliは中国版の「ニコニコ動画」的な動画配信サービスで、日本では「ビリビリ動画」の俗称も。日本のアニメなども配信されており、サブカルチャーとの相性もよく、若者層のユーザーもついているとのこと。
eスポーツが今後も急速に成長していくことは間違いないし、若者層を取り込みたいサービスやスポンサーが食い込もうと懸命なのも事実。とは言えひとつの大会に年間40億円も突っ込むのはさすがにどうよ?と、早くもバブルを心配する声もあがっている模様。

ただし、LoLの開発元であるライアット・ゲームズは現在Tencentの傘下にあるし、Bilibiliの株主にもTencentの名前があるので、要は中国内の覇権争いが行われているということ。しかし、その資金力はそのまま世界の覇権へとつながっていく。

GAFAではAmazonやFacebookがスポーツの放映権ビジネスに乗り出してますが、中国ではBATHと呼ばれているところのTが動いてきました。アラブマネーの力もすごいですが、チャイナマネーもすごい。札束による格闘ゲームが世界レベルで繰り広げられております。

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