【今週のサウジ】出るべきか?高額ギャラの前に惑うゴルファー。
砂漠の国にもゴルフ場はあります。欧州ツアーはドバイやアブダビ、カタールにオマーンでも開催されています。少ない水をかき集めて立派な芝生を作り上げるのです。
ということで、今回取り上げるのは来年1月に開催される欧州ツアー「サウジ・インターナショナル」。今年から始まり来年が2回目となりますが、この大会にトッププロたちが出場するか否かに注目が集まっています。
その前に当ブログでサウジネタを頻繁に扱っている理由を改めて書いておくと、ひとつはサウジの人権問題。そして放映権的にはカタールとの国交断絶に起因する海賊放送「BeoutQ」の問題です。
タイガー・ウッズやマキロイ選手は欠場を表明。ミケルソン選手は出場予定とのこと。
この件は先の人権問題に対して選手個人の信条を問うものであると同時に、中東諸国が高額な出場料をオファーしていることの批判でもあります。同じ週には米ツアーでも人気の高い「フェニックス・オープン」も開催されるため、とくに米ツアーを主戦場とする選手たちの動向には注目が集まります。
もっとも、ギャラを払って出場してもらうことは日本でもよくある話なので、それ自体を否定するわけにもいかないのですが。
ギャラだけが理由ではないのでは、という見解も出ています。ゴルフ新興国の大会に出ることに意味があるのではないか…と。
でも、この記事の筆者自身も書いてますけど、これはいささかピュアすぎるというか、最大限好意的に解釈したものではと。欧州ツアーは中東もそうですが、とにかくいろんな国で開催してますからね。2019シーズンの開催国は実に31か国を数えます。
なお、欧州ツアーの日本での放映権はザ・ゴルフ・チャンネルにあり、DAZNを通じて配信されています。
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