電通、AFC主催大会の国内放映権を維持。

現在開催中のAFC U-23選手権では日本が連敗で早々にグループリーグ敗退が決定。森保監督の進退問題もささやかれておりますが、当ブログは人事ではなくあくまで放映権にフォーカスです。

来年(2021年)からAFC(アジアサッカー連盟)の代理店となるDDMC Fortis社(スイスと中国の合弁企業)が、電通と新たに4年契約を結んだとのこと。

これは現在の代理店であるLagardère社と同等の契約で、現在はご存知の通りテレビ朝日とNHK(BS)に放映権を販売しておりますが、果たしてこの流れに変化はあるのか。
記事によるとDDMC Fortisの契約は8年間で20億ドル超で、今年までの契約から大幅なアップになっているとのこと。(40億ドルという報道も一部にありますが…)

またAFCの放映権収入の4割強が日本と韓国からもたさられているとの記載が。単純計算で20億ドル÷8年×40%→年間1億ドル程度ということに。

これを日韓で分け合うのですが、さすがに半々ではないでしょうから日本が7割と仮定すると、電通が支払う額は年間7,000万ドルにDDMC社の利益を乗せた分になるかと。テレ朝とNHKはさらに電通の利益を乗せた金額になりますね。

これらにはワールドカップ最終予選やアジアカップ、年代別大会に女子の大会などが含まれますが、増額に対してこの両局が耐えられるのか。あるいは売り方を変えてくる可能性はあります。

そして多くの方が気になっているACLですが…これについてはなんとも。少なくとも今年は日本テレビが継続ということくらいしか言えません。

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