稲村亜美さん「ベースボール5」日本代表まさかの取り消し。

「神スイング」で知られるタレントの稲村亜美さんが「ベースボール5」の日本代表に選ばれた…はずだったんですが、まさかの取り消しになったとのこと。予選を堂々と勝ち上がり、8月に開催されるアジアカップの出場権を得たのですが、メンバーのワクチン接種に問題があったと報じられています。


東京五輪で金メダルを獲得した野球ではありますが、同じく金メダルのソフトボールとともに次回のパリ五輪では開催されません。2028ロサンゼルスでの復活をめざすことになります。「ベースボール5」が考案されたのはその対策という意味合いもあります。

ベースボール5に関する記事は以前執筆したのですが、なかなかお披露目できるタイミングがありませんでした。2022年に開催されるユース五輪で採用されるという内容だったのですが、残念ながら中止となり、お蔵入りとなっていました。


ということで、これを機にボツ原稿を再編して掲載することとします。やっと日の目がみれました。


2022年にセネガルの首都・ダカールで開催される(※その後2026年に延期)夏季ユース五輪大会。新たに採用される種目として「武術太極拳」と「ベースボール5」が決定しました。

「ベースボール5」はWBSCが野球の世界的な普及をめざすうえでの切り札として考えられた新競技。
多くの道具と専用の球場が必要であることが普及の妨げになってきましたが、ゴムボールひとつで小さなスペースでもできる、ストリート系の競技として生まれ変わりました。

また、最近の五輪の潮流となっている「試合時間の短縮」「男女混合種目の増加」にも合致するものとなっています。
野球はルールが複雑とよく言われますが、それを思い切って削ぎ落としました。とくに「ピッチャーがいない」「打球をバウンドさせる必要あり(=フライがない)」という要素が、ルールをぐっとシンプルにさせていることがわかります。

あとは戦術がどう変わるのか。発展途上の競技なだけにこれからどんどん洗練されていくのでしょうが、とりあえず出塁は難しくなさそう。キャッチャーもいないので、二塁か三塁でいかに殺すかという守備力の勝負になるイメージですね。

1試合は20分程度で終わるとのことで、パワプロ並みといったところでしょうか。となると、本格的な野球に移行する前にeスポーツがステップになる、なんてことも充分考えられますし、それが未来のあるべき姿なのかもしれません。

ここまでがボツ記事の内容です。最近の動きとしては、日本代表チームが編成されるとのこと。8月にマレーシアで開催されるアジアカップに向けて、7月に国内予選が開催されます。予選出場チームはプレーを撮影した動画によって選考されるそうです。

また、デザイン家電で知られる「アマダナ」のグループ会社とクリエイティブパートナー契約を結び、ブランディング活動を行っていくことも発表されています。

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