やっと重い腰が。「NHKプラス」3/1開始。

長年実現に向けて動いていたものの一向に進まなかったNHKのネット同時配信。ようやく「NHKプラス」という名称で3/1から試験開始、4/1に正式ローンチとなりました。

他の国では結構普通にやってるサービスですが、とかく日本だと「民業圧迫」という批判が出ます。ならば民放にもシステムを開放すればいいだけでは…とも思うのですが、そちらはそちらでCMの問題とかありますし。でも個人的には遅すぎだと思います。
そして、サービス内容もずいぶんと配慮されたものになっておりまして、利用できる時間は1日18時間(6~24時)だったり、チャンネルは総合とEテレだけだったり、画質もSDだったり。総務省の指導でネット配信に使える予算はNHKの収入の2.5%以内という枠が決まってますが、これらの配慮が予算に大きな影響を及ぼすとは考えにくく。

むしろ、ネットに接続できる端末を持っていれば全員受信料の徴収対象になるのでは?と疑念を持たれていることへのアンサーのように見えます。受信料制度の賛否については触れませんが、サービス利用にあたっては当送契約の有無を確認しますし、あくまでも「放送の補完」であることを強調しています。

この「放送の補完」というのが、実は放映権まわりにおいても大切な文言です。つまり、便宜上ネット回線を通じて映像を送っているけど、実質は放送と同じだとみなしてくださいね、というエクスキューズです。
これがあることによって、新たに出演者などに対してネット配信分のギャラを支払わなくてもすみます。これは民放がやっている「TVer」などでも同じ理屈のはずです。(民放は契約不要ですが)

ただし、映像の著作権がNHKにない場合は著作権者の許可が必要になりますので、NGであればその部分は静止画などで処理されます。

スポーツ中継においても著作権者が外部のことが多いのですが、スカパーのプロ野球セットや、フジテレビNEXTのF1などは同様の理屈でやっているという理解です。それゆえに他のネット配信との共存もできます。

そう考えると、やはりサービス対象にBSが入ってないのは痛いですね…。NHKのスポーツ中継には自ら映像製作を行っているものも多いですから、そういったものが配信されることを期待したいところですが。

とりあえず筆者は3/1になったら真っ先に申し込もうと思ってます。
この記事を書いた直後に、民放キー局も同時配信を検討との記事が出てきました。

時期は今秋以降で1日数時間程度とかなり物足りない内容です。ネット局の問題もあり、おそらくradikoのような方式をとるものと思われますが、とりあえずは続報待ちです。

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