日本の動画配信市場調査・2019年版

今回は市場調査モノです。

2019年の日本の動画配信市場は推定で2,692億円(前年比22.4%増)。映画の興行収入をわずかに上回る規模になったとのこと。

また定額制の配信サービス(いわゆるサブスク)については2,158億円(前年比27.7%増)。市場全体よりも高い成長率です。
調査方法の詳細が明らかになっていない(有料レポートの中に書いてある)ので想像で補うしかないのですが、加入率ではなく金額ベースで集計しているところが以前紹介した調査とは大きく違うところです。

ただ、さまざまな割引サービスがある中で、それをどこまで調査票に織り込めるのかについては実際のものを見ないと判断はつきかねるところではあります。
各サービスのシェアを足し上げたグラフがこちらです。全体の金額が伸びてますから、シェアが少々落ちても金額が増えていることもあります。もちろんシェアが増えているところは成長株と言え、NetflixとAmazonプライムはやはり強いな…と。

DAZNを見てみるとシェアは11.7%→11.2%と微減ですが、客単価が高いので順位では2位に入っています。
金額ベースに換算すると196.6億円→241.7億円(前年比23%増)となります。伸びてはいますが、DAZNが期待している成長曲線とは差があるようにも思えます。Jリーグの放映権料だけでもペイするのは無理なレベルです。(CMを入れたりもしてますが)

客単価についてはドコモの割引や年間視聴パスなども考慮に入れる必要があり、推測としては1,200~1,300円程度になるのではないかと。これで240億円を割ると、のべ2,000万人弱、月あたりで160万人程度の契約数といった感じですかね。

他の競技の放映権料、インフラ費用、宣伝費用、そして人件費などコストを積み上げるときりがない。400億円でも500億円でも欲しいところ。はたして2020年の成長曲線はどうなるのでしょうか。

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