【世界情勢】Brexitとコロナウイルス

2月に入って、イギリスのEU離脱とコロナウイルスの流行が世界を騒がせており、当然ながらスポーツ界も影響は避けられません。

EU離脱についてとくに影響を受けそうなのがプレミアリーグで、EU域内における選手の移籍の自由を認めたいわゆる「ボスマン判決」の効力がどうなるか。EU外の選手と同じ基準でビザ発給が行われるような事態となれば、プレミアの隆盛そのものにブレーキがかかりかねません。

まだ移行期間ですし、これだけ巨大なビジネスですから悲観的になる必要はないとは思いますが…
イギリスといえばDAZNが本拠を置いています。イギリス本国ではサービスを提供しておらず、ドイツ・イタリア・スペインなどで提供していますがどうなるのか。

DAZNはイギリスの通信行政からライセンスを受けておりますが、昨年のうちにドイツでもライセンスを獲得しているとのことで、直ちに何かしらの影響が出ることはなさそうです。
コロナウイルスについては状況が刻々と変化するので、詳しくは最新のニュースをご覧になって頂きたいのですが、直近の大きなイベントでは4/19決勝のF1中国GPがあげられます。

あれだけ巨額のマネーが動くF1ですから、延期したとしても開催はするものと思いますが、代替日程をどうするのか。ただでさえ過密な日程がさらにタイトなものになります。

あと「東京五輪中止」なるデマが飛び交ったとのことですが…。IOCとWHOが今後の対策について協議を行ったのは事実ですが、これを中止ととらえるのは数段話が飛んでます。もともと五輪に否定的な人たちがこれ見たことかと拡散させたのでしょう。

もちろん今後の事態を見守る必要はありますが、ウイルスの拡散と同様にデマの拡散も怖い。筆者もなるべく正確な情報を提供するよう気を引きしめております。
【追記 2/13】
FIAよりF1中国GPの開催延期が正式発表されました。

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