ラグビー界の流れはヨコからタテへ。
ラグビーの欧州6か国対抗戦・シックスネーションズ。ここに南アフリカが参加を希望しているとの記事が。南アフリカは南半球の4か国対抗戦・ラグビーチャンピオンシップに参戦しているため、移籍となると世界のラグビー地図に激震が走ります。
現時点ではヨーロッパ側が否定的であることや、放映権も含んだ契約の問題から実現する可能性は低そうですが、スーパーラグビーにおいても各国の足並みが揃っていない現状をみると、将来への含みは残ります。
スーパーラグビーから除外された南アフリカのチームがヨーロッパの「Pro14」に参戦していることも背景にあげられます。
オーストラリアやNZに移動するよりも、ヨーロッパに移動したほう時差が小さいわけで、時差ボケもないし何よりもテレビ中継がしやすいメリットがあるのですね。
オーストラリアやNZとしては同様に時差が小さい日本や南太平洋諸国に目を向けています。サンウルブズは除外が決まってしまいましたが、ワールドカップの盛況と日本の躍進により状況は変化しています。
ヨコを向くか、それともタテを向くか。各国の意識が今後問われることになります。
タテという話でいくと、アメリカが今後台頭することになるでしょう。プロリーグのMLRが発足し、将来的にはワールドカップの開催にも期待が持てます。
アメリカでフットボールと言えば当然アメフトとなりますが、MLSも着実に伸びていますし、フィジカルオバケがたくさんいる国です。アルゼンチンやウルグアイといった南米のラグビーが盛んな国からも有望な選手が流入してきます。日本もうかうかしてられないのです。
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