初代ベイ社長池田純氏、B3埼玉で嵐の船出。

日本では幸いにしてコロナ感染者数に減少の傾向がみられ、いわゆる「ポストコロナ」を模索する段階に入りつつあります。もちろん油断禁物の状況は続きますが。

当ブログの中断前に取り上げようとしていた記事があります。Bリーグ3部の埼玉ブロンコスが、横浜DeNAベイスターズ初代社長の池田純氏をオーナー兼取締役に迎えたというものです。

新オーナー 兼 取締役就任のお知らせ :: B.LEAGUE プロバスケットボールチーム 埼玉ブロンコス OFFICIAL WEB SITE

埼玉ブロンコスは、さいたまスポーツコミッション会長である池田純氏が オーナー 兼 取締役に就任したことをご報告いたします。成田俊彦 元代表コメント 「埼玉ブロンコスは埼玉のバスケットとスポーツの未来のために、横浜DeNAベイスターズ初代社長の池田純さんにオーナー兼取締役に就任いただき、経営の刷新にとりかかれるはこびとなりました。この度、私自身は代表を退任致しましたが、今後もチームに残り、バスケ界での知識を活かし、池田さんを支えていきます。ブースターの皆さま、今後も変わらぬご支援、よろしくお願いいたします。」池田純 プロフィール 1976(昭和51)年1月23日生まれ。 早大を卒業後、住友商事、博報堂などを経て2007年にDeNAに執行役員として参画。 2011年12月にプロ野球横浜DeNAベイスターズの球団社長に就任。 2016年10月の退任後はスポーツ庁参与、Jリーグや日本ラグビーフットボール協会の特任理事を歴任。 2019年3月には、さいたま市の清水勇人市長から要請され、一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長に就任。 ノジマなどの社外取締役も務める。 【本件に関する報道関係者のお問い合わせ先】 担当:網岡(あみおか) 電話番号:080-4794-0672NEWS  /  TEAMS  /  GAME  /  TICKET  /  ARENA  /  FAN  チーム概要 / プライバシーポリシー / 著作権について / お問合せ

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ベイスターズの社長退任後、さまざまな団体の役職についた池田さんですが、決定権が与えられずくすぶっていたというのが正直なところで、そのことは以前紹介した著書『横浜ストロングスタイル』に記されています。

Bリーグでは川崎ブレイブサンダースの買収に動いたものの、よりによって古巣のDeNAにかっさらわれたという経緯があるだけに、自ら株式を取得してオーナーとして辣腕を振るうチャンスを得られたのはとても喜ばしいことです。
また、現在代表を務めている「さいたまスポーツコミッション」の活動は引き続き継続するとのことで、バスケに限らず埼玉県、そして日本のスポーツビジネスの発展に好影響をもたらしてくれることを願うばかりです。
しかし、その道のりは大逆風の中からスタートしました。Bリーグはシーズン打ち切りとなり、来季の活動もめどが立たず。放映権料による収入も(とくにB3だと)ほとんど見込めず、無観客では赤字を垂れ流すばかり。

ですから、まずは生き残ることが至上命題です。そんな厳しい状況の中で、池田さんがどんなことを考えているのか。この話はきちんと紹介したいと思った次第です。

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