初代ベイ社長池田純氏、B3埼玉で嵐の船出。
日本では幸いにしてコロナ感染者数に減少の傾向がみられ、いわゆる「ポストコロナ」を模索する段階に入りつつあります。もちろん油断禁物の状況は続きますが。
当ブログの中断前に取り上げようとしていた記事があります。Bリーグ3部の埼玉ブロンコスが、横浜DeNAベイスターズ初代社長の池田純氏をオーナー兼取締役に迎えたというものです。
ベイスターズの社長退任後、さまざまな団体の役職についた池田さんですが、決定権が与えられずくすぶっていたというのが正直なところで、そのことは以前紹介した著書『横浜ストロングスタイル』に記されています。
Bリーグでは川崎ブレイブサンダースの買収に動いたものの、よりによって古巣のDeNAにかっさらわれたという経緯があるだけに、自ら株式を取得してオーナーとして辣腕を振るうチャンスを得られたのはとても喜ばしいことです。
また、現在代表を務めている「さいたまスポーツコミッション」の活動は引き続き継続するとのことで、バスケに限らず埼玉県、そして日本のスポーツビジネスの発展に好影響をもたらしてくれることを願うばかりです。
しかし、その道のりは大逆風の中からスタートしました。Bリーグはシーズン打ち切りとなり、来季の活動もめどが立たず。放映権料による収入も(とくにB3だと)ほとんど見込めず、無観客では赤字を垂れ流すばかり。
ですから、まずは生き残ることが至上命題です。そんな厳しい状況の中で、池田さんがどんなことを考えているのか。この話はきちんと紹介したいと思った次第です。
0コメント