フランスリーグ放映権料の分割払いも拒否へ。
昨日のDAZNだけじゃないよ、という話。本来は日付的にこちらを先に取り上げるべきだったのかもしれませんが、DAZNのインパクトが大きく入れ替えた次第です。
フランスリーグ(リーグ・アンならびにリーグ2)の国内放映権を持つCanal Plusは4/5が期限となっている放映権料の支払いを拒否するとのこと。金額はおよそ4,700万ユーロと報じられています。
すでに年間の2/3の額を支払い済みですが、リーグは全38節のうち10節を残して中断。消化率は73%強という状況において、残り全額を払うのはさすがにキツいというわけです。
また、ドイツにおいてもブンデスリーガ(2部含む)の国内放映権を持つSkyが支払い時期について交渉中とのこと。時期が遅れればクラブへの分配にも響きますし、かといって全試合を開催する確約もできない状況となると、両者痛み分けの交渉にならざるを得ないでしょう。
今後も各国で同様の交渉が進められるものと思われますが、いずれにせよ後ろ向きなニュースですね。
【追記】
フランスではbeIN Sportsも支払いを保留するとのこと。金額は4,200万ユーロでCanal+よりは少ないですが、ご存じの通りbeINはカタール系だし、カタールはPSGのオーナーだし、その数字以上にフランスが受ける衝撃は大きいかもしれません。
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