NFL、Amazonとの契約を3年延長。
今朝は全米オープンゴルフの話題に絡んでNFLを取り上げたので、NFLに関する記事をもうひとつ。
NFLの放映権料は年間で70億ドル超え。プレミアリーグのおよそ倍というぶっちぎりのリーグですが、コロナ禍に遭う前にシーズンが終了していたため、現時点ではダメージは軽微となっています。
ドラフト会議をリモートで済ませ、来シーズンの日程も発表済み。国外開催(イギリス・メキシコ)は断念しましたが、おおむね予定通りのスケジュールが組まれています。
ちなみにスーパーボウルの翌週から始まったXFLはシーズン途中で打ち切りとなり、運営会社は破綻手続きへ。前回は1シーズンだけで終わりましたが、今回はさらに短命に。なんとも運がない。
さて、2017シーズンからTNF(Thursday Night Football)の配信を行っているAmazonが契約を2022シーズンまで更新。TNF11試合に加えて、土曜日に開催される1試合を配信します。
土曜日は通常カレッジフットボールが開催され、NFLの試合はありませんが、シーズン終盤(最終週のひとつ前)に土曜開催が行われますので、その中の1試合となるようです。
昨年までの契約は11試合で年6,500万ドルとのことですが、さらなる値上がりは確実とのこと。1試合につき600万ドル超えとはなんとも桁違い。
配信はグローバルが対象のため、日本でもプライムビデオ会員なら視聴可能。Amazon参加のTwitchでも配信されるとのこと。
Amazonはアメリカやイギリスなどで積極的にスポーツ放映権を購入していますが、これはもちろん他の会員サービスも使ってほしいからであって、とりわけ本業とも言える通販を強化したいところ。
コロナ禍にあっても物流は止まりません。モノがあってこその情報です。物流に携わる皆さんへの感謝の気持ちは忘れたくないところです。
ここからはAmazonから離れますが、NFLでは今年から新たな労働協定が結ばれ、2020シーズンからプレーオフに進出できるチームが12→14に増加。これによって2試合開催が増えるのですが、この2試合だけでも相当な金額が動くことになります。
そして、2021シーズンからはレギュラーシーズンの試合数が16→17に。全体の試合数は16増えることになりますが、これで総額いくらが動くのか。なんとも恐ろしい。
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