タイサッカー、秋春制移行で振り回される放送局。
コロナ禍に追われた世界のサッカーリーグの中でも異例の対応をとったのがタイ。1部リーグの開幕を9月12日に延期するとともに、従来の春秋制(Jリーグと同じ)を秋春制(ヨーロッパと同じ)に変えてしまったのです。
すなわちカレンダーを半年まるごとずらした形になるのですが、それだとたまらないのがテレビ局。現在放映権を持つTrueVisionはおおいに困惑しており、カレンダーの再考を要求しています。
また、タイ1部リーグは昨年からチーム数を18→16に削減しています。TrueVisionはあわせて減少した試合分の返還を求めているそうですが、これはもっと前から言ってもよかったような…。
TrueVisionの持つ放映権は今シーズンまで。来シーズン以降についてはすでに入札が実施されており、非公表ではありますがDAZNが落札者グループに入っていると噂されます。
どこが落札したにせよ、こちらもまた半年待たされる側にいるわけで、たまったもんじゃありません。DAZNは欧州CLの権利も押さえている以上、タイでのサービスを早く開始したいところでしょう。タイのサッカー協会はどうやら根回しが苦手なようです。
今年はJ1で4人のタイ代表がプレー、無料放送で生中継が実現。昨年よりも更に多くの🇹🇭ファンに観てもらえる環境が出来ました。タイリーグが秋開幕に変更となり夏場はＪリーグ独壇場となります。次のフェーズに行ける気がしています。もっと仕掛けていきます。
— Kei Koyama (@KKoyama0410) June 29, 2020
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ただ、日本にとってはチャンスでもあるようで、タイリーグが再開されるまではJリーグに注目が集まりそうです。Jリーグ国際部の小山さんによると、タイでJリーグの試合が無料放送されるとのこと。
タイはコロナ禍の被害が軽微で、日本との往来も近く再開されそう。ますます選手らの移籍が活発になってくれば、今後もよりよい関係が構築できそうです。
Jリーグから正式なリリースが出てました。タイの無料放送のほか、ドイツなどでも中継が決定したとのこと。ありがたい話です。
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