プレミアリーグ、総額3.3億ポンド返還へ。
シーズン中断により放映権料の減額を要求されているプレミアリーグですが、ようやく合意がまとまりそうです。
内訳は国内向け放映権を持つ放送局に総額2.23億ポンド、国外向け放映権を持つ放送局には総額1.07億ポンド。合わせて3.3億ポンドに達するとのこと。
これは年間の放映権料のうち、国内向けは10%程度、国外向けは7%程度に相当します。
試合数をこなせばいいというものではなく、中断期間の損失は戻ってきませんし、週末の開催予定だった試合を平日に持ってこられたりするとその価値は下がるのです。
また、無観客開催も価値を下げるものとみなされているようです。スタジアムの空気もまた試合の価値の一部というわけです。考え方としては当然とも言えますが、クラブ側にはちときつい。
1.7億ポンドが返還されるSky Sportsとは、その時期を現在の契約が切れる2021-22シーズンまで遅らせてもよいと合意しているとのこと。残るBTとAmazonもおそらく同様の合意に達するものと見込まれます。
ただ、国外の放送局に対しては7月までに返還されるとのことで、DAZNも少しは助かりそうです(イギリスの会社ですけど)。
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