ヘビー級4冠統一戦、実現濃厚もかなり複雑。
現在ヘビー級4団体のタイトルを分け合っているアンソニー・ジョシュア選手とタイソン・フューリー選手(ともにイギリス)が来年にも対戦すると報道されています。しかも2試合やるという話で進んでいるとのこと。
ジョシュア選手のプロモートはマッチルームで、イギリスではSky Sports、外国ではDAZNでの放送が濃厚。対してフューリー選手のプロモートはイギリスではQueensberryというところで(放送局はBT)、アメリカではトップランク(放送局はESPN)だとのこと。
この時点でいろいろと複雑ですし、最初から2試合やるって話になっちゃいますよね…。お互いにその前に1戦はさむという計画もありますので、負けたらどうなるのかという話も。
さて、この話をさらにややこしくするのがフューリー選手のコメントに登場するダニエル・キナハンという人物です。
アイルランド出身で現在はドバイに在住。MTKというマネジメント会社を運営しているのですが、母国アイルランドでは麻薬や武器の輸入に関与した、いわゆる反社会的組織に関与しているのではないかという疑惑があるそうで。
この話を受け、BTは放映権の獲得に及び腰の姿勢を見せているのだとか。また、Skyも追随するのではという別記事もあり、放送されるか自体あやふやになっております。
2試合やるならどちらの陣営が先に主催するのかという話もありますし、交渉すべきことはいろいろと出てくるのですが、単純に強い者どうしの闘いが観たいというだけの願望を実現するのにこれだけのエネルギーがかかるというのは困ったものです。
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