ドイツSky、F1の権利も獲得。無料放送消える。

1日で大物を両取り。ドイツSkyは2021年からF1の放映権を獲得したと発表しました(年数は不明)。たまたまではありますが、ブンデスリーガの放映権獲得と同じ日になりました。

現在もSkyでは放送しているのですが、来年からは独占となり、民放のRTLは契約更新を断念。1991年以来30年間続けてきた無料放送が今年で終了となります。Skyは無料チャンネルで30分のハイライトを放送するとのことですが、生中継は消滅します。

なお、OTTの「F1 TV Pro」は引き続きドイツで継続され、Skyの契約者にもセットで提供されるとのこと。F1 TV Proとの並存は今後契約する国において必須条件となるのでしょう。
本来ならば、ドイツGPは昨年限りで終了するはずでした。王者メルセデスを擁する自動車王国だろうが、トップドライバーのベッテルがいようが、お金のない主催者には容赦しないのがF1です。

しかしながら、コロナ禍によりカレンダーを大きく変更せざるを得ない中で、今年も開催される可能性が出てきました。レース数を確保するためにはヨーロッパ内での開催を増やすことがリスク対策となります。

その代わりと言いますか、日本GPはキャンセルとなってしまいました。ヨーロッパからの受け入れが不透明な状況ではやむを得ず。また、こちらもお金が少ないと言われているだけに無観客になれば開催はまず無理です。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000