打ち切りリーグ・アン、予定通り降格を実施。
欧州5大リーグで唯一打ち切りを決めたリーグ・アンですが、予定通り降格を行うとのこと。クラブによって試合数が異なるため、1試合あたりの勝ち点で順位を決め、アミアンとトゥールーズの2クラブがその犠牲となりました。
それとは対照的に、2部(リーグ・ドゥ)から3部への降格は見送られるとのことで、来年の2部は20→22クラブに増えるとのこと。
Jリーグは今後の日程で生じる不平等を考慮し、今季は降格を行わないと発表しておりますが、フランスで同様の議論はなかったのでしょうか。
と言ったらもちろんあるわけで、当事者であるアミアンとトゥールーズは降格の取り消しを裁判所に訴え、決定は一時停止となっておりました。また、2部のクラブは分配金の増額を要求。こちらは通ったとのことです。
また、来季からの放映権を獲得しているMediaproとの合意を必要で、もし来季のリーグ・アンが降格なし→22クラブでの開催となれば、そのぶん試合数が増えることになります。
Mediapro側は容認の姿勢を見せていたとのことですが、リーグ側は増える分の試合について追加で放映権を販売することを検討していたそうで、なんか商魂逞しい。
ちなみに決勝戦を残しているカップ戦はまだ正式には打ち切りになっていないそうで、フランス政府が規制を緩めれば開催される可能性もあるとか。やめるにしても続けるにしても、どちらにしても面倒な話がついてきます。
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