ロック様、破綻処理中のXFLを買収。
昨日お伝えした「RedBall」を設立した投資会社のRedBird Capital Partners社は、同時にまた別の投資案件を仕掛けておりました。
今年から復活したものの、コロナ禍でシーズン中断に追い込まれ、そのまま破綻処理に移行したアメフトの「XFL」を買収。そのパートナーとして名を連ねているのが、元プロレスラーで俳優の「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソン氏。さらに、彼と共同で映像制作会社を運営するダニー・ガルシア氏とのこと。
この二人は元夫婦で、現在はともに再婚しているそうですが、そんな楽しい関係もまたアメリカらしいと言いますか。私生活のパートナーは解消しても、大事なビジネスパートナーであり続けます。
買収金額は1,500万ドルですが、債務処理分も加えるともっとかかるものと思われます。
もともとXFLはWWEのビンス・マクマホン氏が立ち上げたもので、不可抗力によって頓挫せざるを得なかったものの、かつてWWEに所属した、かつ知名度の高いロック様が救済するというのは、いかにもプロレスっぽいシナリオで興味をひかれます。
本家NFLの話もしておくと、本来ならば8月に開催予定だったプレシーズンゲームがすべて中止に。9月のシーズンはぶっつけ本番となり、チームによってはホームゲームを無観客で開催せざるを得ないところも。
世界随一の放映権料を誇るNFLにまさかのピンチ。もともと試合数が少ないため、プレシーズンとはいえ試合をしないことは大きなダメージです。無事シーズンを迎えられるかが気になりますし、迎えられても今度はけが人が続出しないか心配です。
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