【急募】DAZNに10億ドル。日本事業の一部売却も?
DAZNが最大で10億ドルの資金調達をめざしているとの記事がBloombergに出ています。うーん…例のCL撤退報道の震源地なだけに、それだけ深い取材をしているのだろうとは思いつつも、まだ全幅の信頼は置けません。
コロナ禍よりも以前からゴールドマン・サックスをアドバイザーとして5億ドル規模の資金調達を計画していた話はありました。最近ではGoal.comなどのメディア部門を売却するという話もありました。さらなる話題はあるのでしょうか。
記事によると、株式の上場、そして日本事業の一部売却という話が出てきます。前者はともかく、後者はなかなか聞き捨てなりませんな。
まぁ、その手の噂話はないわけでもないのです。すでに10%程度出資している電通だけではなく、新たに虎視眈々と狙っている会社の名前も秘かに浮上しています。
折しも、Uber Eatsの日本事業を出前館が買収するのでは?という話題が飛び交っております。あれだけ世界で知名度抜群のUber Eatsにとっても、日本はいろいろな意味で特殊な市場です。ローカライズに長けた地元企業と組んでやっていくのが方法論として正しいのかもしれません。
そして、裏ではあの大物経営者が糸をひいている…という話もありますね。かつてDAZNとの競争に敗れたあの会社のリベンジがあるかも?まさに食うか食われるか。これだからビジネスは恐ろしいし面白い。
元のBloombergの記事を読み直すとひとつ発見があって、例のCLの放映権について、"southeast Asia Champions League deal "という表記がなされています。つまり、改めて東南アジアの契約の話であることが示されているのです。
SportBusinessさんの記事でも、日本ではJリーグと10年契約を結んでるほか、CL/ELも2020-21シーズンまで権利を保持しているとの記述がありました。
もちろん状況証拠がたくさん出ているだけに、これをもって楽観視することはできませんが、少なくとも日本と東南アジアの権利は別であることは理解できるかと思います。で、両方とも吹っ飛ぶ可能性があるわけです……笑ってはいけませんが。
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