ラ・リーガ、ギャンブル広告規制でクラブの財政ピンチ。

再びラ・リーガの話題。スペイン政府が10月にもラ・リーガのユニフォームにスポーツベッティング広告を禁止する動きを見せております。

もはやサッカーとスポーツベッティングは切っても切り離せない状態で、プレミアリーグではおよそ半数のクラブの胸スポンサーとなっている状況です。

ラ・リーガもプレミアの資金力に近づきたいところですが、先のメッシ流出問題と合わせて頭痛の種。もし規制が実施されれば損失規模は8,000万ユーロにも達すると見込まれております。日本円だと約100億。これはでかい。
この動きは今年の2月頃から始まっていましたが、コロナによるロックダウンによりオンラインでの賭けが活性化。3/31には緊急事態宣言の特別措置として広告が禁止となりました。
その際にはリーグも止まっていたので影響は少なく、リーグが再開する6/10には規制が解除されています。禁止のままではクラブの財政に多大な影響を及ぼすこと必至で、まずは試合を行うことを優先した形です。

そして、なんとかシーズンを終えたところでまたこの話が蒸し返された…と。もちろんギャンブル依存は大きな社会問題であり、政府として何らかの対応は必要です。

日本ではスポーツベッティングの解禁はまだまだ先と思われますが、カジノの誘致は進んでいます。コロナ禍で海外からの旅行客が止まっているいまだからこそ、立ち止まってじっくりと考えるべき問題なのでしょう。

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