今季のF1は全17戦。新コースたくさん。

開幕が7月にずれ込んだF1ですが、最新のカレンダーが発表され、ヨーロッパと中東のみで17レースの開催が確保されました。

一説には15レース以上開催されなければ放映権料に大きな影響が生じるとのこと。当初予定の21レースよりは減ったもののかなりカバーできそうです。

また、レース主催者から徴収している開催権料については無観客レースが多いことから期待はできませんが、飛行機での移動がなくなったことによる輸送コストの節減で対処することになります。
この制約条件から皮肉にも今年のカレンダーは面白いものになっています。同じサーキットでの2連戦もやってみたら案外違う展開になりました。そして、初開催や復活開催のサーキットが増えています。


トスカーナGP: イタリア・ムジェロ(初)
アイフェルGP: ドイツ・ニュルブルクリンク(7年ぶり)
ポルトガルGP: ポルティマオ(初)
エミリア=ロマーニャGP: イタリア・イモラ(14年ぶり)
トルコGP: イスタンブール(9年ぶり)
サクヒールGP: バーレーン・アウタートラック(初)
最後のアウタートラックというのは、バーレーンGPの翌週に異なるレイアウトで行われるもので、ショートカット区間を設けることで超高速レイアウトとなっています。他のコースでもやればいいのに…という感じですが、F1の開催基準を満たしているのはここだけだったそうで。

1周3.543kmは今季最短。開催基準には(伝統あるモナコを除いて)3.5km以上とあるはずなので限界ぎりぎりです。ラップタイムは1分を切ることは確実で、50秒台前半に到達しそう。こうなると周回遅れが続出するので、どうさばくかが問われることになります。

もちろん安全が前提条件ですけど、個性的なレイアウトのコースでのレースはもっと見てみたいところです。楽しみ。
このコースではF2の開催も発表されています。角田選手が年間総合4位以上に入れば、F1参戦に必要なスーパーライセンスの資格を得ることができます。こちらも注目の一戦となりそうです。

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