スカパー、ブンデスの契約は年間20億円?

ブンデスリーガの国外の放映権料の総額が咋シーズンの2.5億ユーロから2億ユーロに減少したという記事です。
咋シーズンまではFOX SPORTSが日本を含む80か国・地域での放映権を獲得していましたが、契約満了にあたってブンデスはまとめ売りから個別の契約に切り替えることに。

アメリカではESPNと6シーズン、日本ではスカパーと5シーズンの契約といった成果をあげましたが、トータルとしては従来を下回る成果となりました。

国内の放映権は2021-22シーズンから更新されますが、こちらも4年間の総額が46.4億ユーロ→44億ユーロと下がっており、タイミングがコロナ禍と重なった影響をかぶってしまった形です。
で、この記事ではスカパーとの契約が年間1,700万ユーロ(約20億円)という記述があります。

契約年数は4年と誤った記述もあるので鵜呑みにするのは危険かもしれませんが、FOXからのサブライセンスだった咋シーズンまでと比べてもだいぶ頑張ったと考えてよいのではと。

そりゃDAZNも手が出ませんし、ここから類推するともっと高いリーグもあるのでしょう。あれとかこれとか。1社で賄いきれるレベルではありません。

ちなみにスカパーの昨年度の売上は976億円でした(メディア事業のみ)。ここ数年は右肩下がりだけに、回復の材料としたいところですが、新規獲得に大きく貢献できるコンテンツではないだけに、他にも弾がないとスポーツ分野においては苦戦しそうです。

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