WEリーグ、DAZN含む複数媒体と交渉。

来年9月に発足する女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の審査結果が発表され、初年度は11クラブが参入することに。奇数になったのは意外ですが、厳格に審査を行った結果と解釈することにします。
観客動員は1試合あたり5,000人を目標にするとのことですが、すぐに達成するのはなかなか難しそうで、やはり放映権料からの分配が必要となってきそう。

幸い手を上げているところはあるようで、複数の媒体と交渉中であり、その中にはJリーグの放映権を持つDAZNも含まれているとのことです。
確かにDAZNであれば全試合配信してくれるでしょうし、Jリーグの基盤をそのまま活用できるだけにもっとも手堅い選択ではありますが、逆にそれがゆえに放映権料はさほど取れないのではないかと。

東スポさんはDAZNと契約すれば「破格の条件も期待できる」と書いていますが、いやいやそれは逆でしょうと。もうDAZN=金満というイメージはありません。いまは拡大のフェーズから選別のフェーズに移っています。

WEリーグは既存顧客の満足度を上げるにはよいでしょうが、新規顧客の獲得にはつながりにくいと考えられ、金額しだいではありますが別の媒体を選択したほうが大事にしてもらえるかもしれません。

もちろん独占である必要もありません。どんな選択をするのか、さっそくリーグの手腕が問われるところです。成功を願います。

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