DAZN、ドイツでTVチャンネル保有へ。

DAZNがドイツのベルリン・ブランデンブルク州にあるメディア監督機関に有料チャンネル「DAZN 1」「DAZN 2」の開設を申請したとのこと。これが承認されれば自前で保有するOTTのほかにも販路が広がることになります。

ヨーロッパのDAZNではユーロスポーツの2チャンネルが視聴できるようになっていますが、これで立場としては対等に近くなり、より関係が親密になるのか、はたまた別れが近づいているのか、どちらとも言えないところです。

ドイツの人々にとっては普段見ているCATVなどを通じてDAZNのコンテンツを楽しめることになります。選択肢が増えるのはよいことかと。

ちなみにイタリアではセリエAの放映権をシェアしているSkyのプラットフォーム上にDAZNのチャンネルを設けています。日本で言えばスカパーなどにチャンネルができる、そんな日は来るのでしょうか。
もともとDAZNは商業用のチャンネル「DAZN Bar」を持っており、今回はそれを拡張した形です。

当初は本拠地のイギリスで許可を得ていたのですが、イギリスのEU離脱(いわゆるBrexit)にともないドイツで改めて申請したという経緯があります。こんなところにも影響があったとは。

OTTの業者でもまだまだ放送の持つメディアパワーは無視できません。今後しばらくは共存を模索していくものと思われます。

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