W杯放映権汚職疑惑でPSG会長無罪。
サウジの話をした後にカタールの話をするわけですが、もちろんカタールも脛に傷があるわけで、とりわけワールドカップ招致の際にはいろいろと疑惑がありました。開催時期を変更させるほどのパワーの源はいったいどこにあるのかと。
今回の話題はカタール大会のさらに先、2026年と2030年のワールドカップの放映権をめぐる汚職疑惑です。パリ・サンジェルマン(PSG)会長でbeINのトップでもあるケライフィ氏が、当時のFIFA事務局長であるバルク氏に対して便宜を図ったとの疑いがかけられました。
スイスの裁判所はこの件について無罪の判決。ただしバルク氏については別件の容疑で執行猶予がついたとのこと。
無罪とのことでこれ以上語ることはないのですが、ワールドカップ然りオリンピック然り、世界規模のイベントとなればこういった話は付き物。火のない所に煙は立たぬとは言いますが、中には本当に火のない所だったりすることも。まぁ、世の中は綺麗事だけでは成り立たないのが現実です。
このワールドカップの放映権もMENA地域がパッケージになっていますが、この牙城をサウジが切り崩そうとしているわけです。その裏でどんな暗闘が繰り広げられているのか、我々一ファンには知る由もありません。
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