豪Nine、ラグビーに次ぎ英仏テニスを獲得。

来年からオーストラリアラグビー協会と契約を結んだ地元の民放局・Nine。今度はウインブルドンと全仏オープンテニスの権利を獲得しました。ともに2023年までの3年契約とのこと。

すでに全豪オープンの放映権は2024年まで確保しており、全米を除いた3つのグランドスラムを手中に収めました。
あわせてNineは傘下のストリーミングサービス「Stan.」での配信も行います。Stan.にとっては初めてのライブコンテンツであり、新たに「Stan. Sports」というブランドを立ち上げます。

ということで派手な立ち上がりを見せておりますが、そもそもStan.はNetflix対策として始まったサービスとされており、ライブコンテンツに興味を示さないNetflixとの差別化戦略であるとも言えます。

こうやって自国で人気のスポーツを押さえつつ、映画などのエンタメコンテンツも視聴できるのであればそれなりに魅力的ではありますが、思いきった勝負に出たとも考えられます。

まずは1月の全豪オープンが無事に開催できるのかどうか…。主催者は開催に向けて動きを見せておりますが、当局が延期を示唆しているとも言われており、こればかりは運を天に任せるよりありません。
もうひとつ、Nineはオーストラリアとイングランドが対戦するクリケットの国際試合「The Ashes」の放映権を2023年まで延長するとのこと。こちらはさすがに地上波ですかね。

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