楽天NBA、コアファン重視のプランへ。

昨シーズンを集中開催でなんとか完了させることができたNBAですが、そのしわ寄せは来シーズンも残り、開幕はクリスマスに。レギュラーシーズンの試合数も通常より減となります。

そんな状況ではサブスクリプションモデルもやはり厳しい。日本で放映権を独占する楽天もまた例外ではありません。ということで、来シーズンの料金プランについて改定が発表されています。
ひと言で言えば、もっとも安価なプランである「BASIC PASS」のサービス内容が削られます。配信数が減りますし、ファイナルに至っては全試合が見逃し配信に…って、そもそもライブ配信されてないものを「見逃し」と称するのはどうかと思いますが。

ということで、明確に上位プランへのアップグレードを促しているわけで、楽天としては多少の流出を覚悟してでもコアファンを優遇する方針に。これはある意味守りの施策と言えましょう。

この場合、新規獲得にどこまでのリソースを費やすのか。広告宣伝を絞った我慢のシーズンを送ることになるかもしれません。また、これまでサブライセンスを出さなかった方針に転換はあるのでしょうか。守りと同時に攻めの姿勢も問われます。

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